今日は天気がよく暖かいですね。
少し風が強い時間帯もありましたが、そうでないときは穏やかな春らしい日です。
そう、この時期にこの間のような寒い日が異常であって、
本来はこんなふうに暖かく穏やかなんですよね、春って。
しかし些か気温が高いような…?
本日4月5日は
七十二候でいう
「玄鳥至(つばめきたる)」冬の間、暖かい国に居たツバメが海を渡って日本に来るころを指します。
個人的には気付いたら家の軒先などに巣を作っていて、ヒナが鳴いている、みたいなイメージです。
「ツバメが巣を作った家には幸運が訪れる」など、縁起が良い話も聞きますよね。
そんなツバメですが一体どうやって時期を判断して海を渡るのでしょう?
実は、気温に関係なく、日照時間の長さを感知して渡りを開始するのだとか。
「日の出ている時間が長くなったなー。そろそろ移動しようかな?」という感覚なのでしょうか…。
それを群れでなく、単独で判断するのです。
そして海を渡り始めるのですがその速度たるや、平均40~50キロ!
原付の法定速度より速いです。
飛びながら虫を捕まえ、水を飲み、遠い遠いところから日本へやってきて、日本で作っていた巣に帰ってくるのだそうです。オスは古い巣を手早く修復、遅れてやってきたメスはオスに迎えられ、卵を産みヒナを育てるのです。
す、すごい…。
皆様、ツバメの巣を見つけたらこっそり観察してみてください。
海を渡ったツバメがそこに居るかもしれません。