昼間のうちはすっかり春の気温で気持ちの良い日が続いています。
暖かい日差しについウトウト・・・なんてこともあるのではないでしょうか?
「春眠暁を覚えず」と中国の詩人、孟浩然(もうこうねん)は詠っています。
「あんた居眠りばっかりして!」
「春眠暁を覚えずって言うでしょ~」
など、一般的には「春は気持ちが良くてたくさん寝てしまう、ついつい居眠りをしてしまう」という意味で使われているようですが、実はそうではないのです!
「春眠不覚暁」とは、とある漢詩の冒頭の一部分で、本来は
春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少
(春はぐっすり眠れるから夜が明けたのに寝坊した!
あっちこっちで鳥が鳴いてる
そういえば昨晩は雨が降ったり風が吹いたりしていたけど、
花はどれくらい落ちてしまっただろうか?)
となります。
実は朝寝坊の意味だったんですよ~。
私は漢詩を習うまで前者の意味だと思っておりました・・・。
確かに近頃は朝寝坊が続いています・・・(笑)
少しだけ早く起きて、春の朝を感じてみるのも良いかもしれませんね。
・・・早く起きられれば、ですが(笑)