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霞始靆

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カテゴリ:日々のつぶやき


2月最終日となりました。
本日の鳥取は雨ですね。

さて、2月の24日からこの頃を七十二候で「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」といいます。
(七十二候(しちじゅうにこう)とは季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと)
遠くを見ると、山などの景色がぼんやりとして見えることがありませんか?

冬と比べ、細かい塵や水滴などが増えて湿り気を帯びた空気によって遠くの景色がぼんやりと見えるこの現象を「霞」といいます。
春霞、霞がかった色、なんて言いますよね。
霞とは春の季語だそうです。なんだか優雅なイメージが湧きます。

また、「たなびく」とは

たな び・く [3] 【棚引く】

〔「たな」は接頭語
(かすみ)などが横に薄く長く引くような形で空にただよう。 「山間に-・く」 「白雲の-・く山を越えて来にけり/万葉集 287
たなびくようにさせる。長く集め連ねる。 「数千騎の軍兵を-・いて都へ入給ふ平家 3
とのこと。

冬が終わり春が来ることを表しています。

夜の霞は「朧(おぼろ)」といい、よく耳にする「朧月」とは霞んで見える春のお月様のこと、朧月の出る夜を「朧月夜」といいます。
和歌などでもたくさん詠まれていますよね。

ちなみに「霧」も実は物理的には霞と同じ現象ですが、霧は秋の季語なのだとか。

つくづく日本語とは美しく奥深いですね。
いろんな表現の仕方があって、日本語は難しいといわれるのがわかります。
昔の人の感性や遊び心があっての言葉、大事にしていきたいものです。



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